相変わらずポケモンスリープをだらだらとプレイしていますが、最近、睡眠EXPボーナス持ちポケモンの採用数が増えてきました、という話です。
アメでのレベルアップがしんどくなってくる50以上のLv帯のポケモンが増えてくると、結構いい塩梅で効いてきますね…。
睡眠EXPボーナスの概要
睡眠時の経験値が14%増加
睡眠により得られるチーム全員の経験値が通常より14%増加します。
なお、性格のEXPアップ効果とは異なり、自分だけではなく、チーム全員に影響があります。
複数のポケモンが保有している場合、効果は重複しますが、経験値*1.14*1.14の掛け算ではなく、経験値*(1.00+0.14*n)と加算で計算されます。乗算ではないのは残念…。
例えば、2体が睡眠時経験値アップを持っている場合、14%+14%で28%アップとなります。
あくまで、「睡眠EXPボーナス」なので、せいかくのEXPアップ効果と異なり、アメによる経験値取得には影響しません。
イベントやおこうの倍率には乗算で効く
イベント(例: グッドスリープデー)などで睡眠時経験値に倍率がかかる場合、このスキルの増加分も含めて乗算で計算されます。
例えば、通常1回の睡眠で100経験値獲得できる場合、睡眠EXPボーナス保有が2体いると、スキル込みで128経験値、さらに2倍イベント時には256経験値を獲得できます。
また、「せいちょうのおこう」の2倍効果も乗算で計算されます。
仮に5匹とも睡眠EXPボーナスを保有しており、グッドスリープデーの3倍デーで「せいちょうのおこう」を使うと、100*1.7*3*2=1020EXP獲得できることになります。
(せいちょうのおこうが貴重ですし、そんなに睡眠EXPボーナス持ちだらけになることはないのですが…)
睡眠EXPボーナスのポイント
高レベル帯で特に有効
ポケモンスリープはレベルが上がるにつれて必要経験値が大幅に増える仕様な上、アメの使用コストとして要求されるゆめのかけらも激増します。
低レベルのうちは正味アメで育てちゃった方が早いのですが、特にレベル50以上になるとゆめのかけらの要求量の関係でアメで育てていられなくなります。
そのため、睡眠時の経験が増加する効果のうれしさはかなりあります。
(50後半だと1レベル上げるのに2400EXP=24日要求されたりしますが、1体EXPボーナス持ちが2体いれば19日で済みます。いや、誤差なんですけどね…)
サブスキル枠が埋まるのは痛いが、厳選目線を緩めるのに有効
当然のことながら、サブスキル枠を使うものになるため、エナジー稼ぎに有効なサブスキル枠が埋まる点は困りどころです。
とはいえ、最低限の厳選目線(きのみの数S、食材確率アップM、スキル確率アップM)が確保できていれば、基本的にはどこで妥協するかになります。
正直、とくいタイプの合わないスキル確率upや食材確率アップとかよりはぜんぜん強いので、「きのみの数S+睡眠EXPボーナス」ぐらいでもほかに候補がいなければ採用していくのは全然ありかなぁ…と思います。
(例えばきのみとくいであれば、「きのみの数S+おてスピM+おてボ」などが理想ですが、理想のサブスキルがLv50までの枠で2つ揃うケースですら稀ですし…)
全体
睡眠EXPボーナスは、直接的なエナジー増加につながらない問題はあるものの、長期的なリソースの増加につながる強力なサブスキルではあります。
食材とくいを中心に、Lv60を目指す動機が増しているので、足元では割と有効に動作する環境になっているかなぁ…と思います。
ついていたらラッキー系の効果ではありますが、厳選基準を少し下げる材料にはなるサブスキルですね。
特に高ランクフィールドの適性があるポケモンが保有している場合は評価を上げてもよさそうかなぁ…と思います。