ポケモンスリープの厳選要素であるせいかくの各効果について、ある程度プレイした段階でのそれぞれの心象です。
メリット効果はわかりやすいので、デメリット効果中心で。しかし、全体的にデメリットがデカい…(厳選すればメリットの方が大きいからあれだけど…)
(追記:アプデでのげんき回復ダウンの効果修正に伴い、記載を修正済みです)
影響が小さいデメリット
食材とくい以外の食材おてつだい確率ダウン
おてつだい時に食材が抽選される確率が80%になります。
結構猛烈に下がりますが、食材とくいでない場合はあまり食材が抽選されなくても影響はないため、食材確率ダウンは問題になりづらいです。
特にきのみとくいの場合は当たりの方のデメリットですね。
一方で、食材とくいの場合は致命傷に近いデメリットになります。
サブスキルLv10で「きのみの数」や「食材確率アップM」がある+αなど、よほど他が良い場合を除けば採択しづらいです。
↑悩ましい例。レベル25まで上がればあるいは…
メインスキルを目的としない場合のメインスキル発生確率ダウン
メインスキルの発生確率が通常の80%になります。
きのみとくいなどによくついている「エナジーチャージS」や「げんきチャージS」は割とオマケ的についているスキルなので、発動しなくても特段問題はありません。
なので、メインスキル確率ダウン効果の影響も小さく、特に支障はないですね。
↑まあそれがメインコンテンツじゃないしな…強くもないけど…
一方で、スキルとくいのポケモンなどにつくとまずいです。存在意義が疑われてきてしまいます。
よほど他が良い場合以外は解雇候補になってしまいますね。
食材ゲットSの食材とくい・きのみとくいポケモンにつく分にはまあギリギリ採用可能範囲内かな…という感じですかね。
いや、それでも気持ち的には微妙かも…。
対処できれば問題ないデメリット
EXP獲得量ダウン
睡眠時・アメの両方の経験値獲得量が82%になります。
育てきればデメリットなしの最強デバフではありますが、人によっては(というか大半の場合で)結構つらい効果です。
この性格、アメの効果まで低くなるので、育成コストがめちゃめちゃかかります。
ポケモンスリープの成長の速度を考えると…という感じですね。
↑強いけど育てるのが大変…。強いけど…。
根本的な経験値の供給量を増やすことで対応できるので、リサーチで遭遇しやすく、アメの入手が容易で基本的に1体いれば十分なポケモンであればそこまでのデメリットではないかもしれません。(プリン系とか)
一方で、レアポケモンやイーブイ系などの「アメの入手量が少ない」「複数体での取り合いになる」みたいな性質のポケモンにつくとしんどいですね。
(それでも他が良ければ育てる候補にはなるせいかくですが)
げんき回復量ダウン
睡眠時及び各種げんき回復スキルのげんき回復量が88%になります。
げんき回復量ダウンについては、「1日の終了時点で最低でもげんきを63残さないと翌日に影響する」という点をどう運用でカバーできるか、が焦点ですね。
アップデート前はげんき20残ってれば問題なかったので、元気が減ってきたら少し待機させてから睡眠で回復、という手段が使えたのですが、63残そうとすると普通にムリ!ですね。
明確な回答としては、サブスキル「げんき回復ボーナス」と一緒に運用する、があります。倍率的に100%に戻るようになっているので、「げんき回復ボーナス」と併用できればデメリットは概ね打ち消せます。
また、高レベルのげんきオール使いがいれば、なんとか63残したまま1日終えることが出来たりはするので、げんきオールが育ってきたらあまり影響が出なくはなるかな…といった感じでしょうか。
1週間に1回ぐらいなら、「かいふくのおこう」を使う手もありますしね。
(ただ、げんきオールの効果も88%になる、という問題はあるのですが…)
とはいえ、正直運用上の制限がきびしいので、厳選目線をゆるめる必要がある序盤(シアンの砂浜ぐらいまで)は採用するとしても、トープ洞窟に出入りする頃以降においては、よほど良好なステータスでない限り避けたほうがストレスが小さいです。対策はいっぱいあるんですけどね…。考えることを増やしたくないのよ…。
↑カントー御三家は割とどのダウンも引きたくないので、げんき回復量ダウンは当たりっぽく見えるが、実態の運用の制限はきびしめ
影響が大きいデメリット
おてつだいスピードダウン
おてつだい速度が91%に下がるおてつだいスピードダウンは割と致命傷です。
ポケモンスリープはスキルもおてつだいをトリガーにして判定されているため、おてつだいスピードダウン=全能力微減と同等です。
そのため、どのポケモンでも微妙に能力が下がります。
一応、おてつだいスピードダウンと食材確率アップが重複した場合に食材供給量が減るような調整ではないので、差し引きプラスではあるのですが…。
とはいえ、対応不能の全方位デバフは精神衛生上あまり良くないので、育てる候補にはあまり入れたくないですね…。
↑きのみ得意でおてつだいスピードダウンはちょっときつい。
ただし、運営側もおてつだいスピードダウンの採用率が低いとかは把握していると思います。
その点、どこかでテコ入れがされる可能性もあり、ほかの要素が優れているようであれば博士送りにせずに取っておいても良いかもしれません。
全体(というか厳選の妥協ライン)
せいかくの能力ダウン、結局何かしら影響が出るケースが多いので性格まで細かく厳選し始めるとしんどいです。
そのため、ポケモンの役割を潰すようなケース以外はサブスキルが良ければ採用ラインだと思うのが良いんじゃないかと思ってます。げんき回復量ダウンも、そういう意味では致命傷にはなりづらいので、採用しがちですねー。避けたいのはそうなんですけど。
100%完璧な個体はないし、実際プレイしていて影響はそこまで感じづらいですし。割り切って育て始めるのが良いですね。
(将来的にせいかく変更ハーブが実装される可能性もありますからね…)
↑せいかく影響なしのポケモンはそれはそれで寂しかったりもしますし