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(ボードゲーム)フィレンツェの匠の攻略メモ

競り

前半の競り

最序盤で重要なのは各建造物、建築家。中盤以降で重要となるのは奇術師、スカウト、ボーナス。

感覚的には、どうしても欲しい場合を除いて、競っても良い価格は500ぐらい。1ポイント200の世界なので、600を越えるとボーナスポイントの分になってペイ出来ないっぽいので。

ただ、200で渡すのは安すぎるので、中盤までは400以上を誰かが必ず付けるぐらいな気分で行った方が良いとは思う。

それと、競る順番もそれはそれで微妙に重要で、たとえばスカウトか奇術師が割と欲しい他のプレイヤーがいるとして、自分がスカウトが割と欲しい状況の場合、場に奇術師をものすごくほしがっている人は一人もいないとすれば、それは先に奇術師を競って、その人に落とさせてからスカウトを買いに行くと、競争相手が少なくて安く済んだりする。

読みが外れると高値で争うという地獄を見ることにはなるけれど。

後半の競り

最序盤で重要なのは権利関係、建築、雇用、公開。中盤以降で重要なのは建築、公開、ボーナス。雇用はスカウトで代替可。権利は3つ持とうとするプレイヤーが多い場合すぐに切れてしまうので、必要となる権利が多い場合は早期に揃えておいた方が良い。

雇用も芸術点+公開カードなので、必要そうな行動。公開はほとんどのラウンドでする必要があるというか、しないと勝てない。目安は多分5回。建築は建築家が一人いると300で3ポイントを買うのと同等なので、非常に効率が良い。

勝ち方

ポイントの稼ぎ方

ポイントの得方としては、芸術を公開して金に換える、ボーナス札で8点得る、建築して3点得る、過剰設備投資して3点得る、最優秀芸術で3点得るがある。芸術公開で手に入るポイントは大体7点程度。

200=1点換算で、考えると情報の整理としてはすっきりする。建築は非常に優秀で、建築家一人の場合100=1点な上に、大体+2点付いてくると換算出来る。エンジンとしては超優秀。

反対に権利は100=0.5点なので、効率性が悪い(その分使い回しが効くし、場所をとらない)。奇術師はあと5回公開するとすればx=5点、4回ならx=4点となる。

建築家も同様に、あと4回建築するのであればx=6点、3回ならx=4.5点となる。

そのように考えていくと、どれぐらいの値を付けるべきか、どのように戦略を立てていけばいいのかというのはわかると思う。ボーナスはx=8点になる可能性があり、効率だけならば一番強いかもしれない。

戦略の例

建築をたくさんするルート(1400、1500芸術を序盤から発表)か、奇術師や芸術家でバックアップして芸術で点を稼ぐか(2000近い芸術を中盤以降発表)のどちらかのルートになるとは思う。

前者の場合序盤から発表しないと数が足りなくなるし、後者の場合、選べる選択肢に幅がないので、競りで高値を付けがちで得点効率が悪くなってしまう。

それ以外ではボーナスを積極的に落として、8点×3+3回発表その他みたいなプレイもアリなのかもしれないとは思う。

まあこんなところかなー。初見だったけれども練り込まれていてわかりやすいゲームだったので、プレイはしやすかったですね。

建築ルートで普通に勝利したけれど、奇術師が高騰する流れがなかったら怪しかったかな…と思う。ボーナスに触ればまた違ったのかも。