今年も半分終わったので、上半期に購入して良かったNintendo switchのゲームソフトについて、一通り感想を書いておこうと思います(今回紹介するはたらくUFOは2020年発売のソフトですが…)。
DL専売ゲームなんかは、比較的レビューが少ないしねー(とはいえ、この記事が検索でヒットするかどうかは別なのですが)
はたらくUFO(任天堂)
HAL研究所製の良質なアクションパズル
星のカービィで有名なHAL研究所製のDL専売ゲームです。
「ハコボーイハコガール」⇒「はたらくUFO」という流れでDL専売ゲームを出しているようなのですが、あまり話題になったり、売れている感じはしませんね。
(元々はスマホアプリ?)
はたらくUFO | Nintendo Switch | 任天堂
ゲームの内容としては、地球にやってきたUFOをあやつり、UFOから伸ばせるクレーンを使ってアルバイト(ミッション)をクリアしていく、パズルゲームとなっています。
キャラクタデザイン・難易度調整も含め、流石の一言
星のカービィを彷彿とさせるやさしいデザイン、少し気の抜けた台詞回しやキャラクター・ステージ、簡単なようで意外と難しいクレーンバズルと、さすが任天堂!さすがHAL研究所!と思わせられる高品質なゲームです。
それなのに、価格は定価でも980円程度。安すぎます。
シンプルながらステージによってプレイ感の違いもあり、すごく楽しい
基本的にクレーンでものをつかんで運んで積み上げていくだけではあるのですが、各ステージそれぞれのお仕事のテーマ、配置されているオブジェクトの材質の違い、ギミックの有無により、プレイ感覚が大分異なります。
背景と思ったらつかめるオブジェクトだった!など、小さな驚きもたくさん詰め込まれており、楽しい!が詰め込まれたゲームですね。
見た目よりも難しいが、クリア条件は柔軟で遊びやすい
クレーンが慣性に従って思った通りに動かないので、そこそこゲームに慣れた大人でもperfectクリアは相応に難しいです。それが楽しいところなのですが。
ただ、perfectにクリアする必要性はなく、基本的に与えられたミッションのうち1~2つを個別にクリアしていけば、次の3ステージへの扉が開くようになっており、苦手なステージは飛ばせる設計です。
正直、「美術館」ステージを中心に、精密操作が要求されるステージはかなり難易度が高く子どもには難しいので、飛ばせる設計はありがたいですね。
前作?の「ハコボーイハコガール」も同じように「単純なクリアは簡単だが、perfectは難しい」設計でしたが、こういう万人向けにチューニングしていく方向性は良いですね。
2人プレイで子どもと一緒に遊べるのはポイント高い
2人プレイも出来るのですが、子どもとプレイすることを念頭においているのか、基本的に1人プレイ時と変化はありません。
相方が下手な場合でも、サポートすればクリア可能になっています。この点、子どもと遊びやすくて良いです。
短い時間でもできますし、小学校低学年ぐらいでも十分遊べるゲームなので、こどもと遊ぶソフトとしてはかなりおすすめです。
BGMも最高です
また、ステージテーマごとにアレンジされた「♪はたらくUFO~」の脱力系BGMも非常に良く、思わず口ずさんでしまうような魅力があります。
ゲームスピード自体は全く変化していないのですが、テンポの違うアレンジがされたBGMが流れるだけで体感のゲームスピードに変化が出るのは面白いですねー。
(「サガフロンティア2のメインテーマアレンジに似てますね。それ自体が秀逸なBGMである、という前提ではありますが、メインテーマをアレンジして全編に使っていく手法は記憶に残りやすく、特別な体験感が強まるので良い手法ですよね。)
店員さんがめっちゃかわいいんです…
尚、このソフトに出てくる宇宙人の店員さん「アンク」はモーションや台詞が非常に可愛くて、推せます。
くるくる回りながら飛び出してきて「いらっさいませー!」のモーションは必見です。マジで好き。