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ポケモンスリープは意外と家族4人で寝ていても機能するゲームだった

30代半ばを超えるとセルフケアをしないと毎日がとてもしんどい(体力的に)ので、生活習慣改善に向けてポケモンスリープをプレイし始めました。

子供2人で同じ寝室で寝ている場合、上手く機能しないのでは…?という心配はありましたが、家族と同寝室でも十分機能し、生活改善につながっているので、簡単にレビューがてら記録しておきます。

ポケモンスリープのプレイの流れ

最低限、毎日「眠る」宣言して寝ればOK

ポケモンスリープで最低限やらないといけないことは、寝る前に「眠る」ボタンをタッチして枕元にに置き、カビゴンと寝ることだけです。

「眠る」宣言をすると、睡眠測定のモードに入り、睡眠測定終了までの間の寝息などをもとに睡眠のスコアが判定されます(基本は長時間寝ればOK)

起きて測定終了ボタンを押すと、カビゴンの周りにポケモンが集まっており、寝顔の収集ができるほか、「ポケモンサブレ」を与えることで仲間にすることができます。

カビゴンの成長によって、レアな寝顔やポケモンが入手可能

一緒に眠るカビゴンは1日3食の食事提供を能動的に行うことで成長するほか、仲間のポケモンが勝手にきのみを献上して成長させてくれます。

カビゴンが成長すればするほど、レアな寝顔のポケモンや、進化後のポケモンが収集できるようになります。

カビゴンと寝ると寝顔の調査が進み、仲間ポケモンが増え、ポケモンが成長する

1週間周期でカビゴンの成長はリセット

カビゴンの成長は1週間ごとにリセットされ、そのタイミングでエリアを移動することが可能です。

ポケモンの出現はエリアとカビゴンの成長度別になっているので、他のエリアに移動すると別のポケモンが出てきますし、同じエリアでより大きくカビゴンを育てれば新しいポケモンが出てきます。

基本的に、3食きっちりあげて、ポケモンも最適化してはじめてカビゴンが十分なサイズに成長する感じなので、ゲーム性としてはカビゴンを1週間でどう巨大に成長させるかにある感じですね。

1週間ごとのリセットにより、戦略が要求される仕様なのは良いのか悪いのか…。

ポケモンの成長要素と厳選要素

仲間ポケモンについては成長要素と厳選要素があります。

成長要素としてはレベルと進化が存在し、レベルが上がるとカビゴンの成長に寄与する要素が強化されます。

また、ポケモンには能力にバフデバフがかかる「せいかく」とレベルアップで入手可能なサブスキルが存在し、それぞれ変更不能なため、それらが厳選要素になっています(捕獲後しか見えない)。

(ぼくはポケモンの厳選要素あんまり好きじゃないので、ちょっとなーという感じですが、この要素がないと複数仲間にする意味がないですしね…)

サブスキルは強さ別に色分けされており、金色が当たり(この画像では金スキルなし)。
金色のサブスキルが低レベルにあるポケモンが強い仕様。

課金要素は薄い

課金要素としては、各種ブーストアイテムの購入とサブスク型のプレミアムスリープパスの購入の2つです。主に後者のサブスク機能がメインの課金要素になります。

プレミアムスリープパスを購入すると、概ねポケモンスリープの効率が1.5倍になります(通常は3日に仲間2匹ペースが1日1匹ペースになる)

価格は6ヶ月で4900円になります。

課金要素としてはそんなに高くないのですが、寝るのがメインコンテンツのゲームで年間1万円はちょっと高いですね…。

プレミアムパスがあると、1日1匹は捕まえられるようになるので、効率は劇的に良くなるが、それだけで年間1万円はちょっと高い気もする…。

ポケモンスリープを利用した感想

睡眠の判定は緩く、同居人の音はそこまで影響ない

まず、そもそも家族で同じ場所に寝ている場合に適切にプレイできるのか、という点で不安がありましたが、睡眠の深度判定に影響はあるものの、睡眠時間自体には影響がないので、睡眠時間さえ足りていれば最高スコアになるため、問題ないようです。

逆に寝息がしない状態に長時間置いてしまうと、不正扱いされますので、家族の寝息でゲーム的に不正が可能な分、家族と一緒に過ごしている方がプレイ効率はいいかもしれません。

(本来の目的から離れるのでアレですが…)

我が家の1週間データ。基本的に8時間寝ると100点が取れる仕組みなので、多少バタバタしていても問題はない。

夜中にスマホに触らなくなるのがデカい

ポケモンスリープの生活改善効果としては、夜中にスマホに触れなくなるのが非常に大きいですね。

「眠る」ボタンを押してしまうと、もう基本的にはスマホを放置しておくしかなくなるので、だらだらとスマホを見てしまうことがなくなり、適正に眠ることができるようになります。

また、夜中に目が覚めるタイプの場合、夜中ふと目が覚めてしまったときにちょこっとスマホを触ってしまって目が冴えてしまう…みたいなことがなくなったのは非常にデカいですね…。

早く寝ないとスコアが確保できないというのもあるのですが、明らかに寝る時間は増えました。

スマホ画面がこの画面で固定されるので、起きるか寝るかの2択になる。
スマホ触らないのはつよい。

朝ちょっとだけ楽しいのも◎

また、朝起きた後のポケモン収集は地味ながら楽しいですね。まだポケモンの数が少ないのでアレですが、やはり収集要素は楽しいものです。

新しいポケモンが出てくると朝からなんだかうれしい。

寝言とかの保存は各端末なので気にしなくて良さそう

睡眠時の音をMAXで10音声保存されますが、端末側の保存領域への保存のようですし、本当に聴こうとしなければ聴かないような感じなので、あまり気にする必要はなさそうです。

(子どもが使うとかだと、親同士の会話の内容など、多少気にしないといけないかもしれませんが。個人的にはちょっと余計な機能感はありますよね…。)

不満要素

エフェクトは可能な限り高速化したい

全体的に少しエフェクトが過剰というか、もっと手早くプレイしたいんだけどなーという感じです。

スキップできる部分も多いのですが、もう何も操作しなくてもサクサク進むような設定が欲しいですね…。触っている時間を極力減らしたい…。

昼食がめんどい

朝と夜は流れで触ることができるので良いのですが、カビゴンの昼食は普通に面倒ですね。寝るわけでもないのにわざわざ昼に触りたくねぇー!

この辺、自動設定で自動処理して欲しいところです。結局昼食ほとんどあげてないですね…。

サブスク機能はもう少し安くてもいいのでは…

サブスク機能はもうちょっと安くてもいいかなーと思います。

基本寝るだけのゲームで、さほどリッチな要素もないのに年間1万円はちょっとお高い印象です。

例えば半年2480円とか、年4900円とかなら別に課金してもいいかなーと思うのですが、1万円ならなんか別のことにお金使いたくなりますよね。

ソーシャル機能の活用が推奨されているのも若干難

ソーシャル機能として、フレンドから成長要素で使う「ふしぎなアメ」を得ることができます(フレンドの資産を送るのではなく、無から生み出されるフレンドボーナス)

そのため、MAX50人のフレンドを設定するのが最適解になります。

で、このふしぎなアメ要素、たぶんソーシャル機能で毎日結構な量をもらう前提の設計になっており、フレンドなしプレイ時にかなり影響が出るようになっています。なんかアメの必要量が無駄に多いんだよ!!!

(このほかに普通にレベルを上げるだけでもアメが大量に必要)

進化させるために特定のアメが80個ってお前…。もっとカジュアルにプレイさせろよ。

正直、1人である程度完結するようにして欲しい部分があるので、この点はかなりイマイチ感はありますね。

わざわざネットで知らない人と繋がりたくないよ…(本来の意図は、知り合いを引き込んでね!ということと理解はしていますが)

全体

というわけで、まあ不満点もなくはないのですが、生活改善ツールとしては結構良いですね。

「寝る時間を決めて、ちゃんとスマホを触らずに寝る」という当たり前のことを実践するには最適なツールです。

もうちょっとサブスク課金が安ければいいのになー、惜しいなーと思うのですが、まあこの手のサブスク課金の価格が下がることはなさそうなので、仕方ないですね。

無課金でも十分生活改善効果はあるものなので、一度導入してみるとよさそうです。

しかし、こんなゲームでも睡眠のお供のtier表が作られたりしてしまうので、ネット世界はよくないですね。もっと気にせずにプレイしようぜ。

(と言いながら雑に強いピカチュウ使っちゃうのですが)

すぐに進化するポケモンが強いらしい(いや、アメ足らんが…)
ピカチュウ族はかみなりのいしで3進化になる上、基礎性能も高く、めずらしくTier1。