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PokemonLEGENDSアルセウスは次世代のポケモンゲーとして非常に良い作品でした(ネタバレあり)

前作のソード&シールドが非常に面白かったので、アルセウスも発売日に購入したのですが、これが本当に面白かったので、概ねポケモン図鑑を埋め終わったのもあり、記事を書いておきます。一応、ネタバレ含みます。

PokemonLEGENDSアルセウスの良いところ

捕獲の方がメインなのは後半まで楽しみがあって良い

今作で一番良いのは、操作のアクション性や自由度などもあるのですが、ここですね。

今作はポケモンを捕まえることの方がメインで、図鑑を埋めれば埋めるほど評価されるシステムでもあり、捕獲がはかどります。

これまでのポケモン、図鑑の完成にさほどメリットがないため、途中からはよほど強いポケモン以外は入れ替えなくなりがちで、途中から新規ポケモンもただただ破壊していく対象になってしまうのが難点だったのですが、今作は強くなくても捕獲して図鑑を埋めたい気持ちが湧きます。

また、複数個体捕まえないと中々図鑑が完成しないので、一度捕まえたポケモンでも8匹目ぐらいまでは「捕まえよう!」という気持ちにさせられるのもいいですね。

捕獲がめんどうじゃないのが良い

アルセウスに出てくる野生のポケモンは基本的に

①バトルせずにボールをぶつけて捕まえる
②バトルして捕まえる

の2種類がありますが、基本的にはほぼすべてのポケモンが前者の方法で捕獲可能です。これは、本当に良いですね。
やはり、バトル経由のポケモン捕獲はテンポが悪いので、割り切った仕様になっているのは良いと思います。

オヤブンという少しレベルが高く、体が巨大な個体についても、忍び寄ってヘビーボール系※をぶつければ、相当高い確率で捕獲が可能になっていたりするので、結局バトルしないといけない、ということもないです。

※投げてもほとんど飛ばないが、捕獲率が1段階上のボールぐらい高い

また、捕獲においての各種道具の効果も高く、捕獲の頻度の高さに対応して、凶悪なものとなっています。

エサはオヤブンか通常かにかかわらず問答無用で効果がありますし、ぶつけると疲れる効果のあるアイテム(ねばりだまやどろだんごなど)は、強制的に捕獲可能な状態にする効果があるetc…

バトル経由しない捕獲はもう少し難しい方が、という方もいるかもしれないですが、毎回数十匹捕まえるゲームであることを考えると、これでいいんじゃないかと思います。どのみち、バトル経由すれば捕まえるのは容易ですしね。

フィールドを自由自在に駆け回れるのは楽しい!

素材を集めながら走りまわるだけでも楽しいのですが、ライドポケモンが解禁されるたびに、段階的に行動できる範囲が広がるのがプレイ感として非常に良かったですね

アヤシシ解禁後はジャンプで行ける範囲が広くなって楽しい、オオニューラ解禁後はこれまで行けなかったエリアに行けるようになって楽しい、と世界が広がる感じが良かったです。

最初は行ける範囲に制限が結構ありますので、ゼルダの伝説BoWほどの自由度を期待するとちょっと肩透かしにあうかもしれませんが、ライドポケモンの解禁で制限が解除された瞬間の楽しさはひとしおです。

また、ライドポケモンには疲労システムがない上、状態異常でなければボタン一つでいつでも呼び出し・解除できるのも、単純明快に開放感があって良いですね。

おしむらくは、イダイトウ(なみのり)以外のライド中はボールが投げられないところでしょうか。
まあ、イダイトウ以外はライド中発見されづらくなる効果が付与されているみたいなのでやむを得ない措置だとは思いますが。

PokemonLEGENDSアルセウスのイマイチなところ

サブイベントで村の宿舎を出入りするのがめんどい

大した話ではないのですが、サブイベントで村の宿舎を出入りする際にロードがいちいち入るのは結構なストレスで、サブイベントを進める気がなくなります。

ギンガ団本部との出入りとかであれば良いんですが、さすがにサブイベントで出入りをするときにちょこちょこロードが入るのはちょっと…という感じです。

まあ、サブイベント自体、基本的には進めなくても支障がないのでいいんですが、もう少しどうにかならなかったのかなぁ…と思います。

「すべてのポケモンとであえ」がだいぶ苦行

本作のストーリー上の最終目標は「すべてのポケモンと出会うこと」です。

普通にプレイしていればほとんどのポケモンと自然に遭遇できるようにはなっているのですが、以下に代表される一部のポケモンとは運が悪いと場所が特定できていても中々出会うことができません。

・次元のゆがみ限定のポケモン:コイル、レアコイル、ポリゴン、化石ポケモン4種など
・ベビィポケモン:ブビィ、ゴンべ、ピンプク、ウソハチ、リオル
 ※ピチュー、ピィ、エレキッドは出会いやすい。
・特定の木から発生:チェリンボ、チェリム

特にブビィ・ピンプク辺りは欲しくもないポケモンのためにアクセスの悪い場所にマラソンする羽目になるのでストレスフルです。しかもベビィポケモンは発見されると逃げるし…。

ぼくはブビィが一向に出てこないので、ちょっとあきらめ気味です。まあ、すべてのポケモンの捕獲はオマケ要素なので良いとは思うのですが…。

まとめ

序盤のまだ見ぬポケモンを探す楽しさはオヤブンの存在もあって過去作一番ですし、後半にかけてのポケモンもういらんなぁ…感がかなり軽減されているのも良いですね。

イマイチな点に記載している内容の細かさからわかるとおり、基本的な出来が極めて良い作品なので、SwitchのプレイすべきゲームのTop3ぐらいには入るのではないかと思います。いやー、面白かったな。

個人的にはシンジュ集落でカイの周りをまわっていると村人の襟がどんどんデカくなるバグがすごく好きなので、アップデートしてもそのままにして欲しいですね。

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カイの台詞とのコントラストでいつも笑ってしまう。少し大きめに回るのがコツ